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UTORノートへの喪の作業

ノートは誠意である。筆で書くことは誠実さ、真摯さを表す。私はノートを書くよりも、パソコンで入力したほうが圧倒的に記入量、質ともに向上するし、何よりノートを取ると聞きながら書くことが苦手、というかほとんどできないけれど、タイピングであれば聞きながら記録することができるということもあり、できることならパソコンを使って記録を行いたい。しかし、ビジネス慣例上使えないこともしばしば存在する。会議中に入力するだけで意見をしないのではないかと言われ(マルチタスキングが苦手な私としては弁解の余地はないが)、ある時は会議中に内職をしているのではないかと後ろ指を刺されることもしばしばある。こういうときに、ノートというものが会議に集中して、話を聞いているというポーズを表す、誠実さの表現で重要になることがある。

仕事用のノートは、SHOTNOTEのノートホルダーを愛用している。

シンプルながら仕事で使うにあたり必要なものがある程度揃っている。名刺入れ、使用後に切り取ったノートを入れるポケット、ペンホルダー。これくらいがちょうどいい。 ノートを綺麗に分けたところで、一貫性の無い私の脳みそでは秩序破綻してしまうことは見え見えだし、電子化していないと、過去のノートのレビューが困難である。特に整理整頓というものが極端に苦手な私は、過去のノートを状態良く保存できた試しがない。大抵は牛乳やお茶と行った液体をこぼしていたり、夏場は肘から先をノートの上でおいているだけで、汗でノートが波打ってしまう。また、過去のノートを本棚に置くと、それだけで乱雑になってしまい、どこにどのノートをおいたのかが完全にわからなくなってしまう。スケジュール帳、タスクリストはそれぞれ単独で運用しているので、逆にそれが無い方がいい。

ノートはずっと、セリアのUTORメモパッドA6を使っていた。切り取れるし、SHOTNOTEのノートホルダー*1に入れられるからだ。そして、コスパが良い。100円ショップで調達できて、ちゃんと切り取れるノートはそうそう無い*2。SHOTNOTEの純正メモパッドでスキャンして保存しておくより、一旦メモパッドを見ながら入力していくことによって、復習に近いことができるというので、あえてすぐに電子化できない良さを見出しているつもりであった。

しかし、安定したノート事情が急展開を迎えた。UTORのA6メモパッドが生産停止になってしまったのである。 これは大変だ。一大事だ。ノート事情を根底から覆しかねない。

まず、同等のノートを探そうにも、ロディアのメモパッド、あるいは、SHOTNOTE純正メモパッドしかない。

しかも、それらは往々にして高価なのだ。安めに購入できたとしても、1冊あたり400円弱ほど必要*3となる。流石にここまでの品質のノートを継続的に購入できる財力は持ち合わせていない。かといって、ノートをメモパッドからリングノートに変えることも検討してみたが、よいリングファイル対応ノートが見つからない*4。しばらくノートをめぐる葛藤が続きそうだ。UTORのノートがなくなるだけで右往左往してしまう。今のノート環境の危うさに嘆くばかりである。

さようなら、UTORのノート、君のことは忘れないよ。

*1:S,Mサイズが入る。

*2:メモパッドは100円ショップにもたくさんあるのだが、ベリベリ切り取れてしまうのとノートホルダーに入れるのが大変なため、安価ではあるがあえて使っていない。

*3:ヨドバシドットコムで在庫僅少と表示されていて、カラーバリエーションの中で一番安いもので、SHOTNOTEだと税込み380円ほどだ。

*4:まず、ここまでシンプルなノートカバーが無いというのと、リングが今のノートカバーに痕をつけてしまうため、なかなか勇気が出ない