専門統計調査士試験受けてきました(2回目)

去年の忘れ物を取り返す

こう書くとかっこいいですね。結局のところ、昨年統計調査士は合格したものの専門統計調査士は合格しそこねたので、今年は専門統計調査士試験だけ受けてきました。

rakugou.hatenablog.jp

問題形式は去年と特に変わってないような気がします。2年スパンとしたら多分来年変わるのかな…数量的なところと調査的なところの出題バランスが落ち着いてきたっぽいので、傾向はあまり変わらない可能性が大きいと思われます*1

アドバイスとしては、過去問を入念にやり込み、統計調査士の対策コンテンツをしっかりやってれば、調査における注意点や2/3以上の計算問題にそれなりに使えると思います*2

統計検定 統計調査士試験 対策コンテンツ 第4版

統計検定 統計調査士試験 対策コンテンツ 第4版

特に指数とか寄与度とかラスパイレス、パーシェとか、年率の計算とか、そのへんはよくよくやっておくと現時点の傾向では楽になると思います。あとは多変量解析がちょこっと出てきますが、それに関しては別途勉強する必要があるようです。出力の見方とか注意点が主なので、心理系であれば学部のテキスト残してる人はおいしいんじゃないかなぁ*3。もしなくなった場合は他ブログでも参考書籍として言及され尽くしているマンガシリーズが有効ですね。

マンガでわかる統計学 因子分析編

マンガでわかる統計学 因子分析編

マンガでわかる統計学 回帰分析編

マンガでわかる統計学 回帰分析編

調査リテラシーについて追加で勉強するならこちらがいいかもしれません。 

社会調査へのアプローチ―論理と方法 (MINERVA TEXT LIBRARY)

社会調査へのアプローチ―論理と方法 (MINERVA TEXT LIBRARY)

あと、過去問が2年に一度出てるっぽいので、来年は最新版の過去問(解説付き)が出てくるだろうと思います。

日本統計学会公式認定 統計検定 統計調査士・専門統計調査士 公式問題集[2013〜2015年]

日本統計学会公式認定 統計検定 統計調査士・専門統計調査士 公式問題集[2013〜2015年]

自己診断で合格率としては30%でしょうか*4。時間が足りなかったのが大きいのと、!?って計算結果を出してしまって確認を繰り返してたら計算問題の尺がなくなってしまったところが大きいですね。迷ったところが合っていれば大きいですが、迷うということは知識が不確かということなので、あとは自己採点して祈るしかなさそうです。

追伸:無事合格してました。SランクにもAランクにも引っかかりはしなかったけれど、2年目の挑戦が実ってよかった。公式HPにもありますが*5今回は例年より合格率高いっぽいですね。

今後は資格を活かせるようなことをしていきたい所存。とすると、現職が全く持って統計を使わないところなので、目下は目指せRおじさんになるのか。

*1:計算問題の割合がもうちょっと増えてくる可能性もありますが、どうなることやら。

*2:第三版はPDFでフリーで配布されていたように記憶していますが、第四版は製本で売られているようです。Amazonにありますね。

*3:私はこの前電子化した挙句データをすっ飛ばしたので使えませんでした。しくしく…

*4:去年と同じやないか

*5:http://www.toukei-kentei.jp/pt/pt-4201/