Anker PowerPort Speed PD 60
「これを求めてたんだよ」と意気揚々と購入しました。60W給電であれば、スマホの急速充電から、果ては私のノートパソコン、HP製Elitebook folio G1の給電までできると意気揚々でした。
これがあれば、以前購入したGOPPAのACアダプターの唯一の欠点である「新幹線の電源タップで自重に耐えることができず、コンセント接続部がチラ見してしまう」問題を解決することができそうです。
同じくAnkerのPowerPort Speed PD 30(右)とGOPPAのACアダプター(左)の大きさ比較をしてみましたがGOPPAのACアダプターは他と比べて一回り大きいですが、PowerPort Speed PD 30とはさほど大きさは変わりません。重さがやや重くなっていると感じる程度でしょうか。
前置きはこれくらいにして、気分を良くしてテスターを噛ませてElitebook folio G1を充電しました。
結果、Elitebook folio G1の充電はできませんでした。 製品ホームページにあるスペック表(リンク先PDF)には「HP 45W スマートUSB Type-C™ 3.1 ACアダプターってあるのに、なんでだよ...
単純にACアダプターの電圧と電流の組み合わせで考えてみるに、HP純正のアダプタやGOPPAのACアダプターで給電できて、PowerPort Speed 60 PDやPowerPort Speed 30 PDでできないとなると、12V=3A、36Wの給電方式が(ピンポイントで)必要だったということになります。
45W、60Wに対応しているので、MacBook Proを十分なスピードで充電したり、他のType-Cで充電できるノートパソコンを充電できる(要検証)ので、サードパーティ製の充電器をお探しであれば価値はある(要検証)と思います。
ちなみに、Ankerの製品紹介によると、5V=3A、9V=3A、15V=3A、20V=3Aに対応しているようです。基本的にハイパワーなので、15Wを下回るような急速充電非対応の端末での充電は注意が必要かもしれません。
USB Type-Cの高電力給電なんもわからん...