あの日食べた定食の名前を僕達はまだ知らない
※この記事は、松屋 Advent Calendar 19日目の記事です。
あの日、あの時、あの場所で
あの日食べたメニューはなんだったっけ?あの日どこの松屋に行ったんだっけ?あの日の松屋はどういう状況だったんだっけ? そのようにいつ、どこで、何を食べたか。振り返ることもあるのではないでしょうか。 特に期間限定のメニューについて思いを馳せる場合については、何月の何週目あたり、欲をいうと何日までわかると、前年の傾向から予測してそろそろこのメニューが出てくるかなというアタリをつけやすいというメリットもあるかと思います。
さて、松屋に通い、その記録をTwitterに刻銘に記録している方は #matsuyanow とハッシュタグをつけてツイートしている人もいるでしょう。 今回は、松屋の記憶を振り返るトリガーとして、#matsuyanow のハッシュタグを使ってカレンダー形式のライフログを作成していきたいと思います。
IFTTTに会えなかったら
IFTTTとは、ある2つのWebサービスを連携して、 「このWebサービスがこの挙動をしたら、別のWebサービスがあの挙動をする」というように設定をすることができるアプリケーションです。 例えば、Instagramに特定のハッシュタグをつけて投稿した画像を自動的にTwitterへアップするように設定するといったものがあります。
他にもEvernoteやFacebook、Gmail、Pocket等、連携できるWebサービスはたくさんあります。
Google CalendarとTwitterがあるのにも(かかわらず)
今回はIFTTTを使ってTwitterとGoogle Calendarを連携します。 要件としては「Twitterで #matsuyanow というハッシュタグを含めたツイートを投稿すると、Google Calendarに予定を入れる」というところに持っていきます。 まずIFTTTでアカウントを作成し、IFTTTにTwitterとGoogle Calendarのアカウント情報を登録させましょう。
ユーザー名が書いている部分をクリックし、「Services」をクリック「All Services」から「Google Calendar」と「Twitter」を入力し、アカウント認証させます。 なお、Google Calendarを認証させる際に、どのマイカレンダーの項目に入れるのかを聞かれるので、予めカレンダーを作成しておきましょう。 ブラウザでお持ちアカウントのGoogle Calendarにログインし「マイカレンダー」→「新しいカレンダーの作成」でカレンダーを新規作成します。
下準備が終わったので「My Applet」をクリックし、続いて、「New Applet」をクリックします。 そうすると、if this then that という文字が出てきます。このthisとthatの部分にWebサービスの挙動をはめていくというわけです。
thisの部分にTwitterのトリガーを入力していきます。 thisの青文字になっている部分をクリックすると、Webサービスを検索する画面が出てくるので「Twitter」を選択します。
今回使用するトリガー「New tweet by you with hashtag」をクリック。
すると、任意のハッシュタグを記入する項目がでてきますので「#matsuyanow」と記入しましょう。
これで「Create Trigger」をクリックすると、確認画面が出てきますので、「FINISH」を押すとthisの部分の完成です。
thatの部分にGoogle Calendarの挙動を入力していきます。 thisの部分と同じですが、thatの青文字部分をクリックしWebサービス選択画面で「Google Calendar」を検索 今回使用する挙動「Quick add event」をクリックすると、コメントを記入する画面が出てきますので適宜入力しボタンを押すとthat部分の完成です。
これでツイートすると自動でGoogle Calendarにスケジューリングされます。 例えば、このようなツイートをすると、
test #matsuyanow
— Rakugou (@rakugou) 2016年12月11日
Google Calendarにはこのように記載されます。
このような形だとGoogle Calendarで月表示等出力が少ししか出ない項目を使用する場合、日付しか表示されなくなり後から辿るのに不便なので、Google Calendarの挙動の設定を{{text}}だけに減らしてみるのもいいかもしれません。
見知らぬ松屋のまま
以上のように、Google CalendarとTwitterを連携させて自動でライフログを作成するやり方を記載しました。 これにより、#matsuyanowに付随するつぶやき「その日になんのメニューを食べた」「その日の松屋の様子」などを詳細に記録することにより、「あの日あの時のあの松屋」の情報にたどり着くことができます。 また、Google Calendarでタイトルで検索をかけることも可能になるので、券売機の変遷の様子や、メニューの店舗間比較を行うこともできるでしょう。 IFTTTを利用して、快適松屋ライフログをお楽しみ下さい。