千里川土手写真撮影その3

お疲れ様でした

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スカッとした晴れの日があり、午後が空いたので行くことにしました。例の土手は夕方〜夜にかけてが素晴らしいですよね。

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前回の反省を復習する余裕はなかったが、方針は決まっていたので、レンズは1本勝負。ISOは常用感度いっぱいまで上げてみるというところでやってみました。

反省点

APS-Cの限界

設定の上限に挑戦してみました。レンズはXF50-140mmF2.8R LM WR OIS。F2.8を維持できる焦点距離ではXFシリーズのレンズでは最長。

rakugou.hatenablog.jp

本体のISOもデフォルト設定で最大の12800の5桁で挑戦。これ以上明るくするにはシャッタースピードを落とさないといけない*1が、1/30以上を求めると飛行機がブレ過ぎてしまいます*2。 次の写真は絞りは開放2.8、ISOは常用感度いっぱいの12800と懸命に頑張った結果だが、着陸する飛行機を撮影するにはこれが限界。

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一方、離陸間近の飛行機を撮影するとなると、やや余裕が出てきます。手持ちで手ブレ補正に頼りっきりだが、ISO感度3200でもまあまあな明るさで撮れます。 余裕があるが、これ以上ISO感度を上げてもなぁというところですね。 望遠を意識するなら、ISO感度を1段犠牲にして、XF100-4000F3.5-4.9R LM WR OISという選択肢も出てきます。私の懐具合とレンズの汎用性、コストパフォーマンスを考えると出てきませんが。

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これ以上を求めるにはフルサイズを買えや*3というところ。 X-T2との最後の二択で購入を見送ったα7Ⅱがこういうところで恨めしく思ってしまいます。

暗所ではAF-Cは使い物にならない

これは常識かもしれませんが、使ってみて分かりました。暗闇の飛行機だとAF-Cでの動体向けのピント合わせが間に合わないというかできませんね。 ポイントフォーカスを使ってもというところですが、ピントが合ってシャッターを切ろうとする時には飛行機は遥か前方ということがあるので、 決め打ちにするという意味でマニュアルフォーカスを適当なところに設定するというのが良いのかもしれません。

三脚の必要性

動きの多い飛行機に対して三脚を使うのは有用だと思ってはいなかったのですが、離陸する飛行機を撮る際はMFでフォーカスを決め打ちにすれば、周囲の景色がブレることがなくなるため成功率が上がります。 また、離陸寸前の飛行機を撮影する際にも、MFで決め打ちにすれば可能ですし、手持ちだと着陸時に焦って傾きを補正する余裕がないまま連写する恐れがあるので、有用です。次回から三脚持ってきてみようかな。

今後の展望

XF56mmF1.2はどうか

今回は1本で勝負したため持ってきていなかったですが、三脚使用時だと手ブレ補正を気にすることはないため使い勝手が良好になるのではと思います。 今回の撮影の画角よりかなり広くなるというところが減点ですが、最大2段以上F値を稼げるのでより明るい画になるのではないかとも思います。次回は持って行こう。

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*1:一応X-T2の拡張機能で最大51200まで設定が可能ですが、怖くて使用には至りませんでした。

*2:後方でより側面からの撮影だと、流し撮りにするか、シャッタースピードをもう少し早くしないといけないようです。

*3:もしくはPentaxのKPであればISO感度6桁に挑戦できるので、それにするというのもありかも