京都南禅寺周辺反省会

お疲れ様でした

11月も半分過ぎて、京都の街中もすっかり冷えて、紅葉が色づいてきましたね。というわけで南禅寺界隈に行ってきました。前回は京都に行かないと言っていましたが、まぁ、人がいるところはいつ行っても人がいるだろうと、意を決してあえての週末に行ってきました。

反省点

今回の反省点の多くは「如何に人間写りを防ぐか」そこに行き着きます。ブログに上げようものなら最新の注意を払って人の(特に個人が特定されるような形の)映り込みを防がないと肖像権の侵害に繋がってしまいかねない世の中です*1

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  • 南禅寺は南門が一番の撮影ポイントになるかと思います。ポイントとしてはもうとにかく早く行くしかないでしょう。ちなみに私は7:30過ぎに南禅寺に到着しましたが、既にそこそこ人がいたので人の映り込みのないショットは多分1カットしかなかったように思います。

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  • 天授庵は京都でも随一と言っていいほどの人気スポットなので、人を入れずに撮影するのが極めて難しいです。日中の拝観では書院内に入れないので、それを活かして開門直後に書院前の柵あたりからの超望遠で額縁庭園を撮影するのがいいでしょう*2。あとは庭園内の秋を見つけながら撮影するのがいいのかもしれません。

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  • 南禅院は穴場でした。目の前の水路閣で満足する人が多いみたいですね。人を入れないのは比較的簡単ですが、本堂越しの額縁を撮ろうと思うと望遠が必要になるかと思います。

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  • 天授庵の夜は非常に混沌としています。書院の中に入って撮影できるのですが、人が大挙して書院の外側へ外側へと向かっていくので、庭を額縁で撮るのは不可能に等しいと思われます*3。設定決め打ちの一回限りで撮影して、あとで現像、補正。みたいな形でしかできなさそうです*4。縁側の際まで寄らないと撮影は難しいので、超広角のレンズでも庭園風景の撮影だけになってしまいます。あとは、ライトアップに露出を合わせて、人を借景に映すしかなさそうです。

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本堂側は比較的人が少ないので、アングルを考えると庭園を斜めに撮ったり、正面から撮ったりできるのでそこが狙い目かもしれません。

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  • 永観堂は京都の紅葉スポットの中でもとりわけ人が多く、人を入れて撮影しないほうが難しいところです。放生池を裏側から撮るか*5極楽橋の手前から構図に細心の注意を払って撮るか、本堂前の大きな灯籠、奥の滝の近くにある地蔵がおすすめポイントですね。

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まとめ

京都は本当に人が多く、前回の大原を基準に考えてしまっていた私が馬鹿でした。いいところに人が集まるのは至極当然のことなので、ちょっと来年までに開拓しておかないといけませんね。来年は京都以外の紅葉も見に行けたらいいなぁ。

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*1:当ブログも極力配慮はして画像のセレクトはしていますが、万が一個人の特定できるような映り込みの写真で削除の必要があれば申し付けてください。当該画像の削除あるいは差し替えを行います。

*2:持っていっていたレンズの最も望遠の35mm換算80mm強ではとてもとても不足していました。おそらく家にあるXF50-140mmでも微妙と思われますので、FUJIFILMユーザーはXF100-400かテレコンの使用を検討ください。

*3:庭園自体は、個人的には京都で一番と思うくらい綺麗なので、縁側から離れて全体を見れないのがもったいない気がします…

*4:私は完全に最初の撮影の段階で失敗しました。

*5:極楽橋から撮影するのが王道ですが、2017年私が撮影した時点で夜間拝観時は極楽橋の上からの撮影は厳禁となっていたので、ご留意ください。