城崎傷心旅行

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かなり忙しくて気を使う日々が続き、公私いたるところでミスを乱発し、ものすごい倦怠感や疲労感を覚え*1た結果、しんどくなってしまいました。そんなタイミングで青春18きっぷを使って、人生から逃げるように敗走した行き先が、城崎温泉でした。

当初は温泉に入ってちょっと周辺を軽く散策するような、何もしない(当社比)旅行を意識していましたが、前日に下調べしたときに玄武洞が目に入り、「早起きさえできればひょっとしたら行けてしまうのでは?」と思ってしまったことで予定が再構築されて、いつも通りの18切符旅行になりました。

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玄武洞には城崎温泉から5kmほど離れた場所にあり、レンタサイクルで20分くらい*2。途中の玄武洞駅が距離的には最寄りではありますが、直接アクセスする方法がなく、城崎温泉駅もしくは豊岡駅から迂回して行くしかありません。

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玄武洞玄武岩の採掘地跡で、柱状節理が所狭しと存在しています。柱状節理は何度か取り上げられていたこともあり「ブラタモリで見た!」という声も聞こえてきました。資料では火成岩の話も目にするので中学理科の授業も思い出します。あとで調べたらいろんなことをさっぱり忘れていましたね。

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道中もフォトスポットがあったりコウノトリと遭遇したりと楽しめました。今回はレンタサイクルの借りている時間や、行程の残時間が気になって特急の撮影ができなかったので、後日またチャレンジしようと思います。

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本題の城崎はお昼を過ぎると日帰りの人も宿泊の人も街に繰り出すので、人が多く撮影どころではありません。既に忘れかけていますが本題が「疲れた心身を癒やすために温泉に入る」なので、撮れ高はあまり考えずに温泉メインのスケジュールで動いていました。

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ちょろちょろと路地を撮影していたりしてはいたのですが、当初の想定より温泉に多く時間を取ることができたので、鴻の湯→地蔵湯→御所の湯と3件ハシゴしました。家の冷めきったお風呂とは違い、広い湯船、熱いお湯で日頃の疲れが取れたような気がします。 泉質も自律神経の失調や疲労回復に効果があるらしく、今回の目的と合致して丁度よかったのかもしれません。

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今回は早起き&遅い時間に帰るかなり過酷な時間設定だったにもかかわらず、旅が終わったら心がすっきりとしたような気がします。温泉で癒やされたのか、適度に動いたからなのか... また色々なことが積み重なって心が折れてしまったら、今回みたいな旅程で18きっぷ城崎温泉に行って回復しようと思います。

それにしても、いつになったら「何もしない旅行」ができるんでしょうかねぇ...

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旅程 往路:大阪6:09→篠山口→福知山→豊岡→城崎温泉10:26

(レンタサイクル)城崎温泉玄武洞城崎温泉→温泉街観光

復路:城崎温泉17:46→和田山→寺前→姫路→大阪22:28

*1:季節の変わり目が原因なのかは不明ですが、毎年春先から終了時期は不明ですが、かなり鬱っぽくなることがあります。

*2:ガイドマップでは15分って書いていましたが、いわゆるママチャリで15分は微妙なところで、少なくとも20分は見ておきたい。ロードバイクなら15分で十分だと思う。