統計調査士試験受けてきました

統計検定受けてきました

タイトルのとおりです。かねてから受けようかなと思っていた統計検定。前年は志願日程をちょっと過ぎていて応募できなかったので、今年こそはと応募して受験してきました。

大学時代に心理統計の授業を受けて、卒論で実践して以来(多少R講習会に出没していたとはいえ)統計とはご無沙汰だったので、ここらで復習となぁというところでちょうどいい機会でした。 あとはTwitter等でタイムラインに出てくるRおじさんや心理学方面の方々を見るにつけ、「統計ちゃんと勉強しとかんとなぁ」というプレッシャーに駆られたというのもあります。

懺悔

とりあえず、受験した感想をば

専門統計調査士

  • 合格率:目算30%

落とすまいと思っていた肝心の計算問題で足を引っ張ってしまい。特に寄与度ってなんだっけ状態になり大問をまとめて落としてしまう。よりによってクラスター分析が濃ゆかったので、予習できていない範囲で落としてしまった。去年の自分のアドカレ見ようよ・・・しかし、開始20分前に見てたところが2問分出て救われたのと、調査にあたっての心構え的な部分であまり減点がなかったと見受けられるので、そこでミスがなければ、そして2択まで絞れた問題を半分以上正解していればあわよくばというところ。

統計調査士

  • 合格率:目算60%

専門統計調査しと同じく計算で落とし、心構えで補完するスタイル。捨ての問題が3問と専門調査士より小幅な失点加点となっていました。2択まで絞れた分を減点してもちゃんと選んだ問題さえ正答すれば合格圏内なので、同じくミスがなければあわよくばというところ。あと、1問知らんがな(´・ω・`)って問題出てたよな・・・

総括

いずれにせよ計算の勉強しとけっつー話ですよね。大学のテキストをいくらかデータで持ってたので復習しようと思ったらハードディスクのデータが飛んだのでデータが見つからず。(´・ω・`) あとは結構な準備期間用意していたのにもかかわらず合格率が上記の結果しか出せなかったのが本当に悔しい。特に肝心の計算問題・統計使用にあたっての留意点で落としていたのは悔しかったです。 時間に余裕があればちゃんと対策をしておきたかったところですね。 ほぼほぼ過去問対策になっていたので、統計調査の留意事項についてはできた気がします。

大学でやってきたところの経験の浅さが如実に出てきた部分もありました。尺度を元に質問紙作って調査する畑のもとで育ってきたので、公的統計の利活用に弱い部分があります。基幹統計といっても元々国勢調査と経済センサスくらいしか知らなかったし、管轄省庁とか完全にまっさらなところから進めました。 また、経済指標やそれに関する統計に弱いところも如実にでてきましたね。ここは過去問でどうにか勉強してきましたが、寄与率の算出とか、季節調整法の種類だとか、基準時固定ラスパイレス方式だとか、新しく覚えるところで実践が足りていないところがあったのは反省点ですね。 質問紙の設計とかはある程度やっていたけど、問題として出る割合が少ないので地の利はなかったのかもしれないです。

今回受けてみて(過去問でなぜできなかったか問い詰めたい)問題の難易度とか形式とかがつかめた気がするので、もし合格できていなかったら「次こそは」という気持ちでいっぱいです。 年に一度しかないので、次は来年になります。11月最終週という紅葉シーズンを棒に振ってしまう試験日設定なのですが、落ちてたらまた来年頑張ろうと思います。

追伸

勉強した教材については、気が向いたら後日何かの形で書こうかなと思います。気が向かなかったらお蔵入り