【遅報】うぶんちゅ♪まがじん ざっぱ〜ん Vol.10が発売されております【私家版あとがき】

めちゃくちゃ宣伝が遅くなって失礼しました。表題の通り「うぶんちゅ!まがじん ざっぱ〜ん♪ Vol.10」が発売されております!

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昨今の諸事情で技術書典8もろとも頒布機会を失ってしまいましたが、オンラインで購入することもできます。冊子版の入手は上記リンク先が最速で入手できます。

今回は10周年記念で、BOOTHにて投げ銭歓迎のVol.10無料頒布を実施しております。詳細はざっぱ〜ん♪ブログをご覧ください。投げ銭は今後のteam-zpnの継続的活動に繋がります。

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同時発売の「ざっクリわかる VirtualBox 6.1対応版」もよろしくお願いします!

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折しもコロナウイルスの関係で外出への圧力自粛をかけられている求められている今だからこそ、豊かで静かで落ち着いた室内生活のお供にいかがでしょうか。


今回、私はVol.10にてJoplinとSyncthingを用いた疑似Evernoteの運用を提案しています。

他のアプリケーションのEvernoteの連携機能をゴリゴリ使ってる場合はちょっと不便になるかもしれませんが、私の場合、他のアプリケーションとの連携はShotnoteに保存している手書きメモ、あるいは旅の御朱印帳をEvernoteへ送信すること、そしてIFTTTで連携していたPocketのお気に入り記事をEvernoteに転送すること、この2点ができなくなっていることにちょこっと困っているくらいで、困り感はごくごく小さいです。特に後者は自分で設定したことを忘れかけていました。

どんなアプリケーションでもそうですが、永遠の命を持っているアプリケーションはなく、Evernoteも苦戦していた時期もあったようですが、アプリケーションを抱える法人(や個人)の経営状況にも左右されますし、最近ではMicrosoftのWunderlist買収や、以前ではSunriseの買収といったように、買収されてから使い勝手が変わったり、はたまたサービスが打ち切られたりすることもあります。そのため、よく使う種類のアプリケーションは他の手段のアプリケーションの代替案程度は持っておいたほうがいいのかもしれません。

とはいえ、Joplinが先にサービス終了を迎えてしまう可能性も否定はできませんし、EvernoteがLinuxの公式アプリケーションの開発を匂わせているので、この先私のデジタルメモ環境がどうなるかはわかりません。