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LibreOffice Calcで家計簿をつけてみる[LibreOffice Advent Calendar]

お久しぶりです。

この記事はLibreOffice Advent Calendarの19日目の記事です。 前回souichirho.ishikawa様のLibreOffice4.3を起動する方法でございました。 昨年もこれくらいの時期(もうちょい早かったと思いますが)に書かせて頂いて、そこからはや1年。結局あまり成長せぬまま、記事を書いてみることに致します。

低賃金マンの宿命

このブログでは何度も書かせて頂いている通り低賃金マンですので、支出管理は欠かせません(というか、多分支出管理しないとマジで収支がマイナスになりかねないくらいです。幸いまだ黒字ですが)。そこで、Androidアプリ「かけ〜ぼ」を使って家計簿を作り、LibreOffice Calcであれやこれや整形してみようと思います。

睡眠時間は重要

基本的に一般人(?)は、あまりパソコンを開いて入力することをうっとおしがる人も多いかもしれません。起動時間も長いですし。なにせ通勤時間も混雑しますし膝上でパソコンを使えないじゃないですか。家帰ってやろうと思っても、絶対に「寝たい!!」って寸暇を惜しんで寝ようとするでしょう(無論、私もそうです)。なので、スマートフォンで家計簿の入力をすることによって、通勤時間とか、食事終わってからとか、そういうスキマ時間に入力して、睡眠時間を確保させます。ここで使うアプリはAndroidの「かけ〜ぼ」というアプリです。このアプリのいいところは、クラウドでデータを同期、バックアップできるところがよいのです。携帯を変えたとか、スマートフォンをトイレにざっぱーんしたとか。そういう時にでもバックアップから安心して使うことができます。また、バックアップするときに、csvファイルになって出てくるので、パソコンで整形、保存することが容易なのです。特に今回行うExcelデータの加工によって、データを月ごとに分析したり、年ごとに出費量が見えてきたりするのは楽しいですよ。

下準備

長々とすいません。Android側の設定です。「かけ〜ぼ」を開き、「設定」→「バックアップの作成」を選んで、バックアップ先を選びます。下図のようにAndroid4.4 KitKat以上であれば、Dropboxを推奨されます。

f:id:rakugou:20141218233430j:plain

上図ではすでに接続済みですが、接続済みのところにあるはずのボタンを押すと、Dropboxのアクセス権限を聞かれるので、IDとパスワードを入力しましょう。 ubuntuで運用する場合も、Windowsで運用する場合も(Macの場合どうなのか知りませんが)Dropboxクラウド上のデータとローカルのファイルを同期してくれるので、Dropboxにするのが無難です。もちろん、Androidのストレージに保存するというのもありです、その場合は、USBにつなぐ、あるいはAirDroidなどを使って、データをやりとりできるようにしておいてください。

ようやく本題

Dropboxにバックアップされたファイルを引っ張り出してきます。「アプリ」→「かけ〜ぼ」→「cashbook.csv」を開きます。最初に文字コードを聞かれますが、Shift-JISにしておくと、しっかり表示されます。 表示されたデータは以下の通りとなります。

f:id:rakugou:20141218220343p:plain

ここで家計簿ファイルを作りましょう。 cashbook.csvファイルを新規Calcファイルに貼り付けします。この時、D列から貼り付けるのがポイントです。続いて年コード、月コード、日コード(日コードまでは完全に好みです。月コードまであれば十分でしょう)を作成します。偶然にも日付で出力されておらず、YYYYMMDDの8桁なので、年コードは、左端から4桁を抽出します。なお、以下の説明は、すべて2列目からの表記です。

=left(d2,4)(D2の左から4桁を抽出する)

月コードを抽出するために、(右から4桁-右から2桁)÷100をすると、月が出てくるはずです。

=(right(d2,4)-right(d2-2))/100で出てきます。

日コードを抽出するためには、右から2桁を抽出するだけなので

=right(d2,2)

で大丈夫です。 あと、かけーぼでデフォルトで入っているコードとしては、収入/支出のコード、ジャンル分けのコードですね。他にありましたが上のcsvLibreOfficeで開いている図を参照してください。

家計簿を見やすくする

家計簿のデータベースはまだまだ見づらいので、この家計簿をピポットテーブルにします。「データ」→「ピポットテーブル」→「作成」を押してピポットテーブル作成します。ちなみに私は下図のように設定しています。

f:id:rakugou:20141218220538p:plain

「詳細」をクリックして下のオプションを開き、参照範囲の下限を10000くらいまで数値を上げておくと、今後表を更新しやすいので設定します。 ちなみに、LibreOffice4.2.5.2 Calcの列番号の下限は1048576番だそうです。

$sheet1.$A$1:$L$152 → $sheet1.$A$1:$L$10000

これで月ごと、ジャンルごとの出費がでます。これをグラフにしてみましょう。 メニューバーの円グラフのところをクリックすると、グラフウィザードが現れますので、グラフウィザードを折れ線グラフに設定します。棒グラフであると経年変化を確かめるにはいささか向いていないので、棒グラフのほうがわかりよいかと思います。グラフの種類を棒グラフに。ジャンルが多くなると見にくくなるので、点をなしにする設定にしたほうが見やすいと思います。その辺りは好みですが。

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そうして出来たグラフが下図になります。

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小さなことからコツコツと

この後ピボットテーブルの中の数値を標準化して、各種統計分析にかけてみても面白そうですが、紙面の都合で省略します。--し、そこまで家計簿の統計分析のスキルがあるわけではないのです。ばらつきすごそうですし。--、そもそも直近三ヶ月分の私のデータではまだまだで、数年単位のデータが集まってこそ、ここまで加工する真価を発揮するものだと考えています。まぁ普段ちょこちょこ家計簿を更新し続けるのも面倒ですが、小さなことからコツコツと。少しずつデータ集めを頑張っていきましょう。

次はHidemune Tanaka 様のExtension作成手順です。お楽しみに。